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フォトショップ&イラストレーターCS4で「ろうの刻印スタンプ」を作成してみよう!(4)

「熱で溶かしたロウの刻印スタンプ」を作ってみよう!(ステップ4)

(11)スタンプをアレンジしてみる!
完成したスタンプレイヤーを複製して、カラーを変えてみる。
「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度…」→「色彩の統一」をチェック。
スライダーを動かして、好みの色や明るさで仕上げる。
画像では金色のロウにしてみた。
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(12)スタンプを使って、遊ぶ!
好みの紙のテクスチャ-を用意する。
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使い手の好みで、「ウィンドウ」→「アレンジ」→「ウィンドウを分離」して作業。
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(13)封筒を作ってみる
紙の素材ファイルで、最初はレイヤーが「背景」状態になっている。
ロック(鍵)アイコンをダブルクリックしてレイヤー化する。
レイヤーをコピーする。(封筒のフタ部分を作成するため)
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コピーレイヤー(上段)を、図のようにペンツールで封筒のフタ部分の
形にパスを作成していく。
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パスのタブをクリックして、右上端のメニューで、「選択範囲を作成…」とする。
再びレイヤーに戻ると、パスで作成した部分に選択範囲ができている。
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「選択範囲」→「選択範囲を反転」→削除(deleteキー)する。
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「レイヤー」→「レイヤースタイル」→「ドロップシャドウ」
描画モード:乗算、不透明度:70%、角度:120度、距離6pix、スプレッド:0、サイズ:5pix。
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(14)封筒にロウの刻印スタンプを施す!
作成したスタンプファイルのレイヤーをつまんで、封筒ファイルのレイヤーへドラッグする。
そうすると「レイヤー1」として、スタンプ画像のレイヤーが増える。
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スタンプの画像と封筒のサイズが異なるので、
「編集」→「変形」→「拡大・縮小」でリサイズする。
stump_044

さらにスタンプを刻印したときに少しずれて押してしまったように見せるため、
「編集」→「変形」→「回転」で少し回転させてみた。
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(15)完成作品!
ロウの刻印の下に、少しぼかした茶色の色をうすく塗って、
テキストで「From Spade」と細めのフォントで
差出人のサインを入れてみた。
実際にはスタンプはもうふたまわりぐらい小さいが、
わかりやすくするために、大きめにしてあるのでご了承を。
(画像クリックで拡大)
stump_fix

だからやめられないっ!
フォトショップとイラストレーター!


I'll be in touch.

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フォトショップ&イラストレーターCS4で「ろうの刻印スタンプ」を作成してみよう!(3)

「熱で溶かしたロウの刻印スタンプ」を作ってみよう!(ステップ3)

(8)スタンプを作りこむ
レイヤー2の選択状態がアクティブのまま、
「フィルタ」→「描画」→「照明効果」を選ぶ。
※照明効果フィルタはRGBカラーモードで使用できます。
(※CMYKなどでは使えません)
照明効果の画面の下部にある
「テクスチャチャンネル」のプルダウンから
「アルファチャンネル1のコピー」を選ぶ。
光源タイプ:単一指向性
照度:35、光沢:0、質感:-100、露光量:0、環境光:8、高さ100
としているが、好みで調整してみて仕上がり感を確認する。
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(9)スタンプを仕上げて行く(1)
新規レイヤー(レイヤー3)を作成する。
レイヤーをクリックしてつまんだ状態で、レイヤー2の下に移動する。
選択範囲で「アルファチャンネル1」を読み込み、黒く塗りつぶす。
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レイヤー2に戻り、選択範囲読み込みで「spade」を読み込み、
削除(deleteキー)する。
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削除された部分は下のレイヤーの黒い部分が見える。
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ここでレイヤー2とレイヤー3を結合する。
(※画像でレイヤー2が残っているのはバックアップで複製してあるものです)
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結合されたレイヤー3をアクティブにして、
「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」→2.5pixelとする。
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(10)スタンプを仕上げて行く(2)
ロウの光沢感を表現するために、
「フィルタ」→「アーティスティック」→「ラップ…」を選ぶ。
ハイライトの強さ:15、ディティール:7、滑らかさ:10とする。
プレビューを見ながら、光沢感を確認する。
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これでひとまず、スタンプの基本は完成!

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フォトショップ&イラストレーターCS4で「ろうの刻印スタンプ」を作成してみよう!(2)

「熱で溶かしたロウの刻印スタンプ」を作ってみよう!(ステップ2)

(4)フォトショップでファイルを開く
「~.psd」として保存したファイルをフォトショップで開く。
レイヤーを見ると、イラストレーターで作成したオブジェクトごとにグループ分けされている。
(古いフォトショップバージョンではグループ化されて表示される機能はありません)
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レイヤーの右上の端をクリックして、レイヤーのオプションメニューを開く。
そこで、「グループを結合」を選ぶ。
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次に、レイヤーを選択してアクティブ状態にして
「選択範囲」→「すべてを選択」、
「イメージ」→「色調補正」→「階調の反転」を選ぶ。
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黒色が反転して白になる。
次の準備のため、このレイヤー全体をコピーする。
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(5)アルファチャンネルを使う
次にレイヤーと並ぶ「チャンネル」のタブをクリックする。
右上端をクリックしてオプションメニューで「新規チャンネル」を作成する。
例ではチャンネル名を「spade」としている。
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この「spade」チャンネルに先ほど(手順4)のコピーをペーストする。
黒いチャンネルに白の部分だけがコピーされる。
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次に新規チャンネルを新たに作成する。(アルファチャンネル1)
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(6)スタンプしてはみだしたロウの状態を作る(1)

アルファチャンネル1をアクティブにした状態で、選択範囲ツールで
ざくざくとスタンプされてはみだしたロウの部分を作る。
最初は角ばっていてもよい。
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選択範囲を作成したら、
「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「滑らかに…」→「20pix」とする。
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できあがった選択範囲は塗りつぶしツール(バケツアイコン)で白で塗りつぶす。
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(7)スタンプしてはみだしたロウの状態を作る(2)

アルファチャンネル1をコピーして「アルファチャンネル1のコピー」を作る。
そのチャンネルがアクティブの状態で、
「選択範囲」→「選択範囲を読み込む…」→「spade」として、
削除(deleteキー)する。
そうするとspadeチャンネル部分が黒い状態で表示される。
「選択範囲」→「選択範囲を読み込む…」→「アルファチャンネル1のコピー」とする。
選択範囲がアクティブの状態で、
「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」→4.5pixelとする。
白と黒の境界線が薄黒くなる程度でよい。
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次にレイヤー表示に戻り、新規レイヤーを作成する。(レイヤー2)
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レイヤー2に「選択範囲」→「選択範囲を読み込む…」→「アルファチャンネル1」として、
選択範囲内に塗りつぶしツール(バケツアイコン)で赤で塗りつぶす。
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スタンプのロウの色をここで決めているが、後で色は変更できる。

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