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フォトショップCS2で仮面ライダーを作成!(2)

(7)ライダーのくちを仕上げる1
ライダーの特徴である、くちまわりは手が抜けない。
イメージしたくちの各パーツごとに、パスを作り込む。
photo_rider_013

(8)ライダーのくちを仕上げる2
くちのパーツの一番下部分は暗めの青に変更。
photo_rider_016

前歯にあたる部分は明るいアルミ調に変更。
photo_rider_017

さらにレイヤースタイルで
ドロップシャドウとベベルとエンボスで質感を出す。
photo_rider_018

こうしてライダーのくちレイヤーを4つのパーツで構成して仕上げる。
photo_rider_021

(9)ライダーの目を複眼にする1
素材画像を開き、画像サイズを調整する。
この素材は昆虫の複眼として利用するので、現状の画像の目のサイズに合わせたサイズにしておく。
ここでこの画像をパターン登録しておく。
画像を選択しておいて、
編集→パターンを定義…
これで、素材画像がこのサイズでパターンとして登録される。
photo_rider_022

(10)ライダーの目を複眼にする2
新たに「ライダーの目複眼」レイヤーを新規で作る。
目だけのパーツレイヤーとして準備する。
photo_rider_023

片方ずつの目を選択範囲で適当に囲い、削除(delete)する。
選択状態のまま、ツールメニューの塗りつぶしアイコンを選ぶ。(バケツのアイコン)
上部メニューのバケツアイコンの横のプルダウンメニューをクリック。
「パターン」を選択。
その右横のアイコンメニューをプルダウン。
先ほど登録したパターンの図柄を選ぶ。
塗りつぶしツールで選択範囲内をクリック。
photo_rider_024

選択範囲を維持したまま、
メニュー→フィルタ→変形→球面
を選び、図のように球形に加工する。
photo_rider_025

(11)ライダーの目を複眼にする2
両目にパターン、球面フィルタを施した後、選択範囲解除。
パスウィンドウで、目だけのパスオブジェクトを選択して、
(作成していない場合は、ここで作成してもよい)
選択範囲→選択範囲を保存…
としておく。
目だけの選択範囲をアクティブにしたまま、
レイヤー→レイヤーマスク→選択範囲外をマスク
を選ぶ。
photo_rider_027
photo_rider_028

レイヤーウィンドウの「通常」タブをクリックして
プルダウンメニューから、
「オーバーレイ」を選ぶ。
photo_rider_029
photo_rider_030

さらに
フィルタ→描画→照明効果
で、光の反射を強調する。
photo_rider_031

必要なレイヤーを可視状態にして、結果を見る。
photo_rider_032

虫かごのバッタが見たらどう思うだろうか。
話かけてみようとしたら近所でつんできた

えのころ草(ねこじゃらし)を美味しそうに食べていた…。

【!】ワンポイントアドバイス
くち元の演出と仕上げは凝りすぎて作りすぎると、元のバッタのイメージがなくなり
印象が変わってしまうので、ほどほどに。
目の複眼は、素材の複眼の数がキーポイント。
手本よりも大きめの複眼にすると、複眼の魅力が減るし、
小さくして複眼を増やしすぎると、複眼かどうかわからなくなってしまう。
ここは試行錯誤して、デフォルメ状態を確認しながらおこなうこと。

I'll be in touch.


仮面ライダーを作成!(1)へ戻ってみる

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tag : フォトショップPhotoshopCS2フィルタ複眼仮面ライダーバッタパターン定義レイヤーマスク

フォトショップCS2で仮面ライダーを作成!(1)

夏休みの宿題。
想い出は虫かごとドリル。
今でも虫かごを見ると、男の子は心がときめくもの。
今回は家にあった虫かごの中の、バッタを素材にしてみました。
仮面ライダーは、バッタがモデルだったとか。
そこで、このトノサマバッタ。
フォトショップでどこまで仮面ライダーに近づけることができるか、
「変身」
させてみたいと思います!
今回の先生は、PhotoshopCS2 Mac版です。
(いつもMac版ですが、Winでも通用しますので…)

完成画像はコチラ!

photo_rider_000


(1)元画像と素材を準備
元画像は、CanonEOS_Kiss-N+60mmMacroで撮影したバッタの画像。
加工するのは主に目と口とする。
そのためオリジナル背景画像を複製して、パーツレイヤーを先に準備しておく。
photo_rider_001

素材はネットで調達した、画像1枚。
photo_rider_sozai

(2)複眼、単眼、くち回りの選択
ペンツールでパスを切り、それぞれのパーツを選択しておく。
パスウィンドウのオプションメニュー(左上の三角アイコンをクリック)で、
選択範囲を作成する。
photo_rider_003

選択範囲を反転などで、パーツを抽出しておいて、それぞれのレイヤーにしておく。
photo_rider_005

(3)ライダー風に色を加工
元画像レイヤーを仮面ライダーの世界観を勝手にイメージして、好みのカラーに演出。
ここでは
イメージ→色調補正→色彩・彩度
で、青と紫系に演出。
photo_rider_006

(4)ライダーの口を演出
ライダーの口は、バッタの特徴がよく出ているところ。
不思議な造形だが、これもイメージを演出。
トーンカーブを図のようにすると、不思議な質感になる。
さらにレベル補正で微調整。
photo_rider_007
photo_rider_009

(5)ライダーの目を演出1
ライダーの目のレイヤーへ移動し、レベル補正で各色のチャンネルごとに調整する。
赤く光る仮面ライダーのイメージを描いていく。
photo_rider_010

(6)ライダーの目を演出2
赤い目を光らせるため、
レイヤー→レイヤースタイル→光彩(外側)
で、赤色を選択して、光り加減を設定。
photo_rider_012

仮面ライダーを作成!(2)へ続く

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