OS X Mavericks起動ディスク作成方法
Mac OS X Mavericks 起動ディスク作成方法

MacOSX Mavericksは無料で配布された。

例によって、Appストアからしか入手できずに、通常の流れでダウンロードして続けると、
OSの上書きアップグレードになる。
上書きアップグレードを避けたい場合は、自分で新規インストール用のディスクを作成する必要がある。
ディスクと記述してあるが、実際はUSBメモリーか、SDカードが起動ディスク(メディア)となる。
以下に、その方法をご紹介する。
【始める前にOS環境で準備しておくこと】
Macを起動するのに、パスワードが面倒と思い、設定しないユーザーがたまにいる。
今回の手順で管理者パスワードを聞かれる場面がある。
パスワード設定をしていない、または解除している場合は、今一度、システム環境設定の「ユーザーとグループ」項目から管理者のパスワードを設定しておくこと。
OSインストール後や、作業が終わった後は、再び自由に設定を戻しても可。
(1)インストールディスクとなるメディアの準備
USBメモリーまたはSDカードを用意する。
容量は6GB以上。
今回準備したメディアは、SanDisk製の16GB_USBメモリー(新品)。
念のため、ディスクユーティリティで消去して、名前を
Mavericks
とした。
Point!
後の手順で、メディア名が必要になるので、きちんとメディア名を把握しておくこと。
基本的に全角文字使用はNG!。
USBメモリーはMacに挿した状態のままにしておく。
Caution!
当然だが、インストールディスクにする場合はメディアの中身は消えてしまう。
使っていたメディアはデータのバックアップをとっておくように。
インストール先のメディアを間違う可能性を排除するため、外付けHDDなどがつながっている場合は外しておくこと。
(2)Mavericks のダウンロード
App Store から無料のマーベリックスをダウンロードする。

光回線環境で、約20分弱かかった。
のちにインストールディスクとしてメディアにコピーする際も、同じくらいかかる。

Point!
ダウンロードが終わると、そのままの流れですぐにインストーラーが起動する。
ここで「続ける」ボタンは絶対にクリックしないこと。

ダウンロードが長いので、節電・スリープモードにしてあると画面がスリープしていることがある。
この場合は注意深く、スリープを解除すること。
連打したりして、インストーラーが起動してしまうことがないように。
インストーラーは起動させずに一度、ここで終了する。
画面左上に閉じるボタンは無いが、デスクトップ左上の
「OS X インストール」メニューをクリックして、
「OS X インストールを終了」(コマンドキー+Q)で終了させる。

(3)「ターミナル」を起動、コマンド入力
アプリケーション内の「ユーティリティ」フォルダを開き、ターミナルを起動。


既に記述された画面が出た場合は、メニューの
「シェル」から「ウィンドウを閉じる」を選び画面を閉じる。
再び「シェル」から「新規ウインドウ」を選び、新しいコマンド入力画面を開く。


画面が開いたら、下記に記載されたコマンドライン(文字列)を
半角英字で入力する。
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app --volume /Volumes/Mavericks

Caution!
半角スペースや逆スラッシュがあるので注意する。
自信が無ければ、上記をコピー&ペーストして使用してもよいが、改行やタブが混じらないように、注意してコピー&ペーストすること!
Point!
コマンドライン(文字列)の一番最後の「Mavericks」は、インストール先として準備したメディアの名前を入れること。
コマンドライン(文字列)を実行(returnキー)。
管理者パスワード入力を求められるので、入力。

その後は画面にしたがって、[Y]キーを押して、作業を進めていく。
大文字でも、小文字でもよいが、半角英字の「Y」を入力すること。

Caution!

ここで「Y」を入力して実行(returnキー)してからが、時間がかかる!
しかもどれくらい経過したかわからない。
気長に待つこと!
Copying installer files to disk…
のコマンドから沈黙が続く。

実際にダウンロードと同じくらいの20分弱かかった。
焦ってターミナルを閉じようとすると、
「現在起動中の〜を強制終了してもいいか」と聞かれる。
この注意画面が出るうちは決して閉じたり、途中で終了してはいけない。
インストール先のメディア名が
「Install OS X mavericks」に書き換えられている。
そのメディアを途中で「情報を見る」にしてみたら、ファイル容量が311MBで止まっているように見える。

アプリケーションへ移動すると
「OS X mavericks インストール」というダウンロードされたアプリケーションが入っているはず。
このアプリケーションファイル容量は5.31GBである。

インストール中のメディアも同様の容量になるはずなので、あわてずに待つこと。
ターミナルが終わると、
Copy complete.
Making disk bootable…
Copy complete.
Done.

が表示されるはず。
これでターミナルは無事に終了。
今度は閉じても、警告は出ない。
インストール先のメディアを確認すると、「5.31GB」の容量になっているはず。

起動ディスクの完成!
(4)起動ディスクの立ち上げ方
起動ディスク用のメディアが完成したら、インストールディスクとして機能するか確認する。
システムを終了する。
Point!
「Install OS X mavericks」メディアをMacに挿して
[option]キーを押しながら起動する。
起動可能のディスク一覧が現れる。
作成されたメディアは、
[Install OS X Mavericks]となっている。
それを選べば、インストーラーが起動して、インストール作業が始まる。
好きな場所(ディスク)にインストールする。
(5)新規インストールしてから元の設定を上書きする方法(オマケ)
OSの上書き(アップグレード)はなにかと不具合が起きる可能性がある。
ましてや今回のMavericksは新しいOSで、見えないところで根幹部分が一新されているという。
そこで安定さを求める場合はディスクに新規インストールがのぞましい。
そうすると以前と同じ環境に戻すのは大変な作業となる。
そこで両者のイイとこ取りが、新規インストール後、元の古いOSで使用していた環境を上書きして再設定することだ。
Macの移行アシスタントを利用して行なう。
この方法には大きく二つの方法がある。
もっともポピュラーで現実的かつ堅実な方法は、Mavericksを新しいディスク
(または別のパーテーションエリア)に入れておいて、
もともと使っていた旧OSの入ったディスクから設定を引き継がせることだ。
なにか不具合があっても旧OSで今までとおりに作業を行える安心がある。
その代わり、新旧OSを使い分ける Mac Life となる。
多くのディスクスペースが必要になる。
もう一つはバックアップしてあるTime Machine環境から一番最後のOSの設定を引き継がせることができる。
ただしTime Machineでのバックアップしていることが前提となる。
この方法のメリットは、なにかあればいつでも「やり直し」、
つまり戻りたい時に戻れること。
Time Machineのための外部ディスク容量は必要であるが、
名前のごとく、気に入らない、やはり昔のOSでしばらく使うことにした、
と思った時に、インストール前の状態(最後のバックアップ時)に戻ることができる。
ただしこの方法で元に戻るときは、早めに判断したほうがよい。
Mavericksを長く使って、そこそこデータがたまったりすると、
それらも「あれは別の次元で、無かったことに…」なってしまうからだ。
もちろんMavericks状態でもTime Machineを使っていれば、
過去と未来を行き来して、データを持ってきたりできるが、
あまり実用的ではないし、そのような酷使した使い方も聞いたことがない…。
以上、Mavericksを使いたい方にオススメのインストール情報。
マウンテンライオンの次は、白い獅子「ホワイトライオン」を期待していたが、
懐かしのトップガンのマーベリックスになってしまった。
無料というのが気になるが…。
I'll be in touch.

MacOSX Mavericksは無料で配布された。

例によって、Appストアからしか入手できずに、通常の流れでダウンロードして続けると、
OSの上書きアップグレードになる。
上書きアップグレードを避けたい場合は、自分で新規インストール用のディスクを作成する必要がある。
ディスクと記述してあるが、実際はUSBメモリーか、SDカードが起動ディスク(メディア)となる。
以下に、その方法をご紹介する。
【始める前にOS環境で準備しておくこと】
Macを起動するのに、パスワードが面倒と思い、設定しないユーザーがたまにいる。
今回の手順で管理者パスワードを聞かれる場面がある。
パスワード設定をしていない、または解除している場合は、今一度、システム環境設定の「ユーザーとグループ」項目から管理者のパスワードを設定しておくこと。
OSインストール後や、作業が終わった後は、再び自由に設定を戻しても可。
(1)インストールディスクとなるメディアの準備
USBメモリーまたはSDカードを用意する。
容量は6GB以上。
今回準備したメディアは、SanDisk製の16GB_USBメモリー(新品)。
念のため、ディスクユーティリティで消去して、名前を
Mavericks
とした。
Point!
後の手順で、メディア名が必要になるので、きちんとメディア名を把握しておくこと。
基本的に全角文字使用はNG!。
USBメモリーはMacに挿した状態のままにしておく。
Caution!
当然だが、インストールディスクにする場合はメディアの中身は消えてしまう。
使っていたメディアはデータのバックアップをとっておくように。
インストール先のメディアを間違う可能性を排除するため、外付けHDDなどがつながっている場合は外しておくこと。
(2)Mavericks のダウンロード
App Store から無料のマーベリックスをダウンロードする。

光回線環境で、約20分弱かかった。
のちにインストールディスクとしてメディアにコピーする際も、同じくらいかかる。

Point!
ダウンロードが終わると、そのままの流れですぐにインストーラーが起動する。
ここで「続ける」ボタンは絶対にクリックしないこと。

ダウンロードが長いので、節電・スリープモードにしてあると画面がスリープしていることがある。
この場合は注意深く、スリープを解除すること。
連打したりして、インストーラーが起動してしまうことがないように。
インストーラーは起動させずに一度、ここで終了する。
画面左上に閉じるボタンは無いが、デスクトップ左上の
「OS X インストール」メニューをクリックして、
「OS X インストールを終了」(コマンドキー+Q)で終了させる。

(3)「ターミナル」を起動、コマンド入力
アプリケーション内の「ユーティリティ」フォルダを開き、ターミナルを起動。


既に記述された画面が出た場合は、メニューの
「シェル」から「ウィンドウを閉じる」を選び画面を閉じる。
再び「シェル」から「新規ウインドウ」を選び、新しいコマンド入力画面を開く。


画面が開いたら、下記に記載されたコマンドライン(文字列)を
半角英字で入力する。
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app --volume /Volumes/Mavericks

Caution!
半角スペースや逆スラッシュがあるので注意する。
自信が無ければ、上記をコピー&ペーストして使用してもよいが、改行やタブが混じらないように、注意してコピー&ペーストすること!
Point!
コマンドライン(文字列)の一番最後の「Mavericks」は、インストール先として準備したメディアの名前を入れること。
コマンドライン(文字列)を実行(returnキー)。
管理者パスワード入力を求められるので、入力。

その後は画面にしたがって、[Y]キーを押して、作業を進めていく。
大文字でも、小文字でもよいが、半角英字の「Y」を入力すること。

Caution!

ここで「Y」を入力して実行(returnキー)してからが、時間がかかる!
しかもどれくらい経過したかわからない。
気長に待つこと!
Copying installer files to disk…
のコマンドから沈黙が続く。

実際にダウンロードと同じくらいの20分弱かかった。
焦ってターミナルを閉じようとすると、
「現在起動中の〜を強制終了してもいいか」と聞かれる。
この注意画面が出るうちは決して閉じたり、途中で終了してはいけない。
インストール先のメディア名が
「Install OS X mavericks」に書き換えられている。
そのメディアを途中で「情報を見る」にしてみたら、ファイル容量が311MBで止まっているように見える。

アプリケーションへ移動すると
「OS X mavericks インストール」というダウンロードされたアプリケーションが入っているはず。
このアプリケーションファイル容量は5.31GBである。

インストール中のメディアも同様の容量になるはずなので、あわてずに待つこと。
ターミナルが終わると、
Copy complete.
Making disk bootable…
Copy complete.
Done.

が表示されるはず。
これでターミナルは無事に終了。
今度は閉じても、警告は出ない。
インストール先のメディアを確認すると、「5.31GB」の容量になっているはず。

起動ディスクの完成!
(4)起動ディスクの立ち上げ方
起動ディスク用のメディアが完成したら、インストールディスクとして機能するか確認する。
システムを終了する。
Point!
「Install OS X mavericks」メディアをMacに挿して
[option]キーを押しながら起動する。
起動可能のディスク一覧が現れる。
作成されたメディアは、
[Install OS X Mavericks]となっている。
それを選べば、インストーラーが起動して、インストール作業が始まる。
好きな場所(ディスク)にインストールする。
(5)新規インストールしてから元の設定を上書きする方法(オマケ)
OSの上書き(アップグレード)はなにかと不具合が起きる可能性がある。
ましてや今回のMavericksは新しいOSで、見えないところで根幹部分が一新されているという。
そこで安定さを求める場合はディスクに新規インストールがのぞましい。
そうすると以前と同じ環境に戻すのは大変な作業となる。
そこで両者のイイとこ取りが、新規インストール後、元の古いOSで使用していた環境を上書きして再設定することだ。
Macの移行アシスタントを利用して行なう。
この方法には大きく二つの方法がある。
もっともポピュラーで現実的かつ堅実な方法は、Mavericksを新しいディスク
(または別のパーテーションエリア)に入れておいて、
もともと使っていた旧OSの入ったディスクから設定を引き継がせることだ。
なにか不具合があっても旧OSで今までとおりに作業を行える安心がある。
その代わり、新旧OSを使い分ける Mac Life となる。
多くのディスクスペースが必要になる。
もう一つはバックアップしてあるTime Machine環境から一番最後のOSの設定を引き継がせることができる。
ただしTime Machineでのバックアップしていることが前提となる。
この方法のメリットは、なにかあればいつでも「やり直し」、
つまり戻りたい時に戻れること。
Time Machineのための外部ディスク容量は必要であるが、
名前のごとく、気に入らない、やはり昔のOSでしばらく使うことにした、
と思った時に、インストール前の状態(最後のバックアップ時)に戻ることができる。
ただしこの方法で元に戻るときは、早めに判断したほうがよい。
Mavericksを長く使って、そこそこデータがたまったりすると、
それらも「あれは別の次元で、無かったことに…」なってしまうからだ。
もちろんMavericks状態でもTime Machineを使っていれば、
過去と未来を行き来して、データを持ってきたりできるが、
あまり実用的ではないし、そのような酷使した使い方も聞いたことがない…。
以上、Mavericksを使いたい方にオススメのインストール情報。
マウンテンライオンの次は、白い獅子「ホワイトライオン」を期待していたが、
懐かしのトップガンのマーベリックスになってしまった。
無料というのが気になるが…。
I'll be in touch.
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