中新田 諏訪神社のみこし(神輿)奉納

神奈川県海老名市。
中新田の諏訪神社に新しいみこし(神輿)が奉納された。
縁あって、その様子を見ることができた。

お祭りでかつぐみこしはいつも揺れているし騒がしい。
みこしを間近でゆっくりと見れる機会はめったにない。
ましてや新品のみこしの奉納儀式などは一生に何度も見れるものではない。
今回は神輿のオーダー後、初めて神社に奉納される一部始終に立ち会った。
ピッカピカのみこし。

日本の造形と職人技はすごいっ!
まずはとくとご覧あれ。








みこしのてっぺんには黄金に輝く鳳凰が鎮座する。
鳳凰はクレーンで丁寧にみこしの上の台座にセットされる。
この写真はセットされる直前に地上で撮影されたもの。



鳳凰の尾の羽部分に注目。
数えたら7つの玉が埋め込まれている。
これはタイガーアイ(Tiger Eye)だそうだ。
本物のタイガーアイ天然石かどうかはわからないが。
ひとつひとつの造形はいつまでも見入ってしまう。

鳳凰の下の周りに配置する鳥。
見たところツバメのような尾だが、種類は不明。

これから奉納される神社に向かう直前。
ていねいにさらしが巻かれて、担ぎ用の棒が差し込まれた状態。

鈴は巻かれた白いさらしにあたって美しい音色がなるように丁寧に結われていた。
この結い方、大きく揺れてもみこし本体に鈴が当たることが無いそうだ。

神様の御霊(みたま)をみこしに移す儀式がおこなれて奉納。

神社に無事に奉納されたみこし。
これからこの鳳凰は中新田・諏訪神社のお祭などで地元の人々を大事に見守っていくことだろう。
I’ll be in touch.
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